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[物件見学 チェックポイント]
中古住宅の内覧は何度も行うべき!?一度では認知できないことも

中古住宅を内覧するときは、どのような部分に気を付けるべきか不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。新築と違って、自分では気が付かないマイナスの部分があるかもしれないと考えている方もいるでしょう。
そこで今回は、中古物件の内覧をするときにチェックすべきポイントについてご紹介します。

中古住宅選びはいろいろな物件をみるべき

中古住宅を選ぶときは、条件に合いそうな物件の候補があれば、できるだけ数多く内覧しましょう。いくつかの物件を内覧することで、物件同士が比較しやすくなることや、自分が求めている条件の優先順位を改めて確認することもできます。物件を内覧するときは、次のようなポイントをチェックしていきましょう。

●間取りをチェック

中古住宅を検討するとき、間取りを重視する方は多いでしょう。自分の暮らし方のスタイルやデザインイメージに合うかどうか、実際の物件をみることで広さや使い勝手を体験することができます。
間取りのチェックは、自分がその家で暮らしているつもりで移動していくことがポイントです。玄関からリビングに入る、リビングからキッチンに移動して家事をするなど、イメージを膨らませながら内覧すると、暮らしやすい間取りなのかどうかも分かりやすいですね。
また、ひとつひとつの部屋をチェックするときは、家具を配置したときにどのように暮らすことができるかも確認しておきましょう。手持ちの家具のサイズが合わなくて、家具を買い替えるということを避けることができます。

●水回りをチェック


中古物件で気になる部分といえば、キッチンや浴室、洗面所などの住宅設備でしょう。建物の築年数が経過していても途中でリフォームされている場合、キッチンやユニットバスが新しくなっている可能性もありますから、しっかりチェックしておきたいですね。
物件の購入予算も考慮しなければなりませんが、新居で気持ちよく暮らすためには、住宅設備が清潔であることは理想的です。水回りは以前の持ち主の使い方やお手入れよって、劣化の度合いに差が出やすいものです。汚れなど気になる点があれば、入居までに対応してもらえるか相談してみるとよいでしょう。

●扉の開閉や収納の中をチェック


意外と見落としがちな部分として、扉の開閉や収納の中があります。内覧するときに、玄関からリビングの扉や各居室の扉が開いたままになっていることもあり、開け閉めの動作をしないこともあるでしょう。
しかし、扉がスムーズかどうかは実際に動かしてみないとわかりません。引き戸の動きが悪かったり、ドアが枠にこすれたり、鍵が閉まらないなど住んでから気が付くことがないように、積極的に動かしてみましょう。

また、収納があることだけを確認して、中を開けない方も少なくありません。収納の内部は仕切られているか、奥行はどのくらいあるか、何を収納することができるかなど、使う時を想定しながら確認することをおすすめします。

●床の傾斜チェック

床が傾いていないかチェックすることも大切です。あきらかに傾きがわかるのは、相当に傾いている場合で、歩いているだけではなかなか気が付かないことも多いものです。建物の構造が原因ではなく、軟弱地盤による沈下が原因の場合もあります。床の構造によるものなのか、地盤による建物の傾斜なのか、ご自身では判断するのは難しいところです。ここはできればホームインスペクターなどの専門家に確認を任せ、適切に判断してもらうと安心です。

●窓を開けたときの景観をチェック


リビングなどメインの居住空間だけではなく、各部屋の窓を開けたとき、どのような景観になっているかをチェックしましょう。浴室やトイレ、脱衣所なども窓を開けたときの景色を確認しておきます。
隣家の窓と対面になっていたり、外から死角になっていて防犯上の不安があったりするケースもあります。特に、最初から曇りガラスの場合、内覧のときには外の景色が気にならないため、住み始めて窓を開けたら隣の窓がすぐ近くだったことに気が付いたというケースもあります。窓の開け閉めに不具合がないかも同時に確認できますので、しっかりとチェックしましょう。

一度だけでは確認できない時は何度もチェックしよう

中古物件の内覧は、限られた時間の中で進めるため、自宅に帰ってから「あの部屋の収納はどうなっていたかな」などと記憶が曖昧になってしまうことも多いでしょう。このようなときには、再度物件の内覧を依頼することをおすすめします。
「購入前だから何度もお願いしにくい」と考えている方もいるかもしれませんが、これから長く暮らしていく大切な資産を購入するのですから、後悔しないようにできる限り、納得できるまでチェックして検討することが大切です。
また、物件周辺の住環境についても注意深く確認しましょう。日常的な買い物や通勤・通学の利便性はもちろんですが、「時間帯の変化」もポイントです。
内覧に行く時間帯のほとんどは「日中」の時間が多いですが、「夕方から夜」の時間に物件周辺の住環境をチェックしましょう。適度に人通りがあった日中と、人通りが落ち着く夜とではガラリと住環境のイメージが変わることもあります。
防犯面で気になる方は確認することをおすすめします。


いかがでしたか。今回は、中古物件の内覧でチェックしてほしいポイントについてお伝えしました。
物件の内覧は間取りの確認を中心的に進めることが多いですが、間取り以外でもチェックすべきポイントがたくさんありますので、気になる点や心配ごとがあれば、専門家に相談してみるのもいいでしょう。
また、物件周辺の環境も大切ですから、休日、平日、日中、夜と、時間帯を変えての住環境チェックもぜひ進めてみてはいかがでしょうか。

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