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[住宅購入時のチェックポイント]
住宅購入後、3人に1人が「予想外の不具合」に遭遇⁉︎

Yes!
玉石混合とも言われる中古住宅市場。
管理の行き届いた物件もそうでない物件も、ぱっと見では判断がつかず、
市場ではどちらの物件も立地や築年数、広さなどの条件が同じであれば、同じような金額で取引されています。

実際に中古住宅にはどれほどの不具合、リスクが潜んでいるのでしょうか?
避ける手立てはないのでしょうか?

そこで今回は、そんな中古住宅のリスクの実態がわかる、2014年9月に行った「2011年以降に中古住宅を購入した600人へのアンケート結果」をご紹介します。

3人に1人が購入後、「予想外の不具合」

まず、伺ったのは「住宅購入後、予想していなかった建物の不具合がありましたか?」というもの。

建物の不具合 戸建て マンション
1.深刻な不具合があった 2.6% 1.2%
2.不具合があった 35.7% 29.7%
3.なかった 58.5% 67.9%
4.わからない 3.3% 1.2%

マンション、戸建ていずれも3割以上の方が「深刻な不具合があった」「不具合があった」と回答しています。

不具合の程度によっては、想定以上の修繕費用が掛かり、予算を越えてしまう可能性もあります。
そもそも、「深刻な不具合」があらかじめわかっていたら、購入しなかったかもしれません。

4人に1人はインスペクション知っていたが利用しなかった!

次に、「住宅の購入に際して、建物・住宅診断(インスペクション)を実施しましたか?」という質問に対する回答です。

インスペクションの利用状況 全体 戸建て マンション
1.売主がインスペクションを実施した物件を購入した 13.4% 15.1% 12.1%
2.自身でインスペクションを専門家に依頼した 4.4% 6.6% 2.6%
3.インスペクション制度を知っていたが、利用しなかった 26.1% 28.7% 24.1%
4.インスペクション制度を知らなかった 44.8% 39.0% 49.4%
5.その他 / わからない 11.3% 10.7% 11.8%

約半数の方はインスペクションそのものをご存じなく、4人に1人は知っていたが利用しなかった、という結果になります。今年に入り宅建業法改正に伴ってインスペクションの言葉が注目を浴びたこともあり、今はもう少し認知度があるかもしれません。

先のアンケート結果を踏まえると、サービスを利用せずに後から不具合が発覚した方も相当数いたのではないかと思います。

契約前のインスペクションで不具合がわかっていれば、売主負担で補修をしてもらえることもあります。また、取得後の補修計画の見通しも立てることができるので資金面でも安心が得られたかもしれません。

住宅瑕疵担保保険は「名前もしらない」が4割

こちらは住宅瑕疵担保責任保険(※)の認知度についてのアンケート(複数回答あり)です。
※住宅瑕疵担保履行法に基づき、2009年から住宅の売り主(建築業者などは)は、補償のための資力確保措置を義務付けられています。

①「新築住宅を消費者に供給する建設業者や宅建業者は、保険加入または供託が義務付けられている」ことを知っている・・・18.5%

②「大手会社は、供託制度を利用して住宅瑕疵担保責任の履行能力を保証していることが多い」ことを知っている・・・12.6%

③「中古住宅については、住宅瑕疵担保責任保険は任意の制度であること」を知っている・・・19.4%

④「住宅瑕疵担保保険に加入するには、検査を受けなければならない」ことを知っている・・・12.3%

⑤住宅瑕疵担保保険の名称は知っているが、具体的な内容は知らなかった・・・24.3%

⑥住宅瑕疵担保保険の名称も知らなかった・・・43.5%

40%以上の方が住宅瑕疵担保保険の名前も知らなかったとの結果でした。

ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、中古住宅購入の際にも瑕疵保険が付けられ、構造上の欠陥や雨漏りを一定期間無償で直してもらえます。
また、瑕疵保険に入っていれば「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」の無料相談が受けられ、「住宅紛争審査会」による紛争処理の手続きが受けることもできます。
不具合に気づきにくい中古住宅だからこそ、併せて検討してほしい制度です。

いい物件も悪い物件も簡単には判断できないのが中古住宅。
お買い得と思っても、予想外の不具合で思わぬことになるかもしれません。
ご自身の確認・判断、それでもやはり何か不安が残るような場合は、ホームインスペクションのご利用、若しくは専門家へのご相談をおすすめします。

出典:第4回住宅瑕疵担保履行制度の新たな展開に向けた研究委員会(2016年9月26日)資料 神戸大学 家森信善

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