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[自宅 チェックポイント]
ビー玉が転がったら、家が傾いているってホント!?

床にビー玉を置いたらころころと転がったから、この家は傾いています!!
なんていうシーンをテレビで見たことはありませんか?

この類の話はテレビの中の話で、自分の家は大丈夫だろうと思っていませんか?
実はどの家にも、ビー玉を置くと多少転がる可能性があります。人の手作りゆえ、部分的に若干の傾き(施工誤差)があり、ビー玉が転がってしまうこともあるのです。

では、その傾きが、施工誤差であるのか、それとも家が傾いているのか…
いくつかチェックポイントがあるので、確認してみましょう!

家の傾きチェックポイント

複数のドアが手を離すと勝手に開閉する

地面の仕上げと基礎の間に多数のひびが入っている

戸建て住宅の基礎に入ったひび

水平器で確かめる

水平器で傾きを確認

水平器を床や壁にあてたとき、液体の中の気泡が黒い線と線の間にあれば、ほぼ水平・垂直だとわかります。

レーザー水準器で確かめる

傾き レーザー水準器

1cm以上の傾き

写真は検査機材で測ったら、複数の壁が上下で1センチ以上傾いていた様子です。

これらで確かめた結果、傾いていると判断された場合、地盤沈下の可能性も考えられます。基礎の下で地面が沈み建物全体が傾いているということです。

家が傾いているといけない理由

一番の問題はやはり「耐震性」、「耐久性」が下がることです。

傾きが大きいと柱や梁といった「構造部材」の接合部に変形が起き、本来なら耐えられるはずの地震に耐えられなくなる恐れがあります。また、傾きにより建物が歪み始めると外壁などにひび割れが多くなり、防水機能が低下して雨漏りが起きやすくなることもあります。

そして、居住者の健康にも影響があります。傾いた建物に継続して住んでいると、平衡感覚に影響が出て体調が悪くなることがあります。

傾いていたらどうしたらいい?

家が傾いていると、耐震性や耐久性、健康などに影響が出るかもしれないとご紹介しましたが、そこまで大きな影響は出ない傾きもあります。

床表面だけが傾いているなど、施工の関係のみで傾いている場合は、歩行感に違和感はあるものの、家全体に影響はないことがあるのです。

ただ、その傾きが「施工の下手さ」によるものなのか、または、家全体の構造に問題があるのかは、専門家でないと判断が難しいです。また、先ほどの④のチェック方法はホームインスペクションの際に使われているものです。

家に傾いている場所があるかもしれないと思うと、誰でも不安なものです。心配な方は、まずは傾いている場所があるかどうかを調べ、もし傾きが確認されたら、住宅の構造に詳しい専門家に相談してみましょう。

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